重賞回顧

大阪杯はダービー馬キズナと菊花賞馬エピファネイアの同世代ライバルの対決に注目が集まりました。
レースはトウカイパラダイス、ビートブラック、カレンミロティックの3頭が後続を大きく離しての先行。注目のエピファネイアは後方3番手、キズナは定位置の最後方待機。勝負どころでは早め先頭トウカイパラダイスを目掛けて両馬が猛追。きっちりとゴール前捉えたのはキズナでした。エピファネイアは直線でキズナに交わされると、なんとか喰らいつき伸びてはいるもののカレンミロティックを捕らえるのが精一杯で3着という結果でした。
キズナの成長力は目を見張るものがありますね。
昨春から20kg増と一回り大きくなった馬体は、久々だったことや天皇賞への一叩きと考えれば100%の仕上がりではないのでしょうが、TV画面から伝わる重厚感・迫力には驚きました。強いライバルとの闘いを重ねるごとに馬が進化を遂げている感じがします。いよいよ古馬達との闘いとなるわけですが、まだ成長の余地は十分と思われますし、万全の仕上げのキズナがジャスタウェイやジェンティルドンナ、ゴールドシップと対決するのが待ち遠しいですね。
エピファネイアは強かった菊花賞のような前々での競馬をすると想定していたので後方待機策は意外でした。もちろんエピファネイアも終いの脚はしっかりしている馬ですが、直線を向いたところでキズナと同じ位置からでは厳しいと感じました。以前にラジオNIKKEI杯2歳Sでキズナが2番手、エピファネイアが3番手という競馬をしたことがありましたが、その時はエピファネイアがキズナを競り落としているんですよね。今のキズナには後方待機策がベストなら、エピファネイアには先行策からの横綱相撲がベストかなと思うのは私だけでしょうか?
それでも、エピファネイアがは叩いて良くなってくるタイプだし、今回の1戦で決定的な差と捉えるのは早計。次走は自身のもっとも得意とする競馬でキズナとの再戦、そして古馬との初対決を願います。
4月5日_結果
4月6日_結果
アタリか大ハズレか…
予想の難しいレースが多かったです…
しっかり1人反省会して桜花賞に臨みたいと思う次第であります…

さて……
今週はなんといってもGⅠ桜花賞でしょう!
予想誌、新聞などではハープスターが断然人気ですかね。
祖母は言わずと知れた名牝2冠馬ベガ。母の兄達は、強い3強時代のダービー馬でサンデーの後継種牡馬としても高いポテンシャルを持っていたアドマイヤベガ、2歳チャンプながら後にダート界を席巻、種牡馬としても今年の若葉賞勝ち馬を出すなど活躍するアドマイヤドンを始め、アドマイヤボスそしてキャプテンベガとクラシックのみならず、それぞれの路線で大活躍した超名門。若くして世を去ったベガの血を高めて繋げるのはこの馬しかいないでしょう。
秋には凱旋門プランもあるようですね。ハンデ有利の3歳牝馬があの鬼脚を武器に挑戦したら…競馬史に残る名馬でも果たせなかった夢が叶う瞬間も期待してしまいます。
桜花賞記事、またUPしていきたいと思います。
それでは、また見に来てくださいね

Category: 結果
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