日本ダービー回顧

ワンアンドオンリーの先行策。まさかの展開ではなかったんだよなぁ

今の東京で後方から直線での末脚勝負では連対が精一杯。好位~中段の内で我慢する競馬が出来て、直線も脚を伸ばせる馬が勝利にもっとも近い。
内枠に入ったワンアンドオンリーが先頭でゴールするにはこれしかないのは分かっていたんですが、あの最大の武器である末脚を捨て、もしかすると不発に終わってしまう可能性がある脚質変更をダービー本番でやってくるとは恐れ入りました

こういう思い切った騎乗こそが横典騎手の真骨頂。それに、過去レースを振り返り、好位から競馬を進めた時は末は甘くなる傾向があるのかなと感じていたのですが、今回の同馬は前半で多少掛かりながら末を伸ばしてきた。父の影響か?1戦ごとに成長している、そんな感じがしますね。
5月31日_結果
6月 1日_結果
◎イスラボニータもやっぱり素晴らしい馬ですね。先行策をとったワンアンドオンリーの標的になったのは間違いないし、内に入れようと無理した分イスラボニータは脚を使っているのだから、距離適性を考えればロスも大きかったと思える。それでも一騎打ちになった直線は差し返す根性も見せていたし、サラブレッドは勝つことが全てではありますが悲観する内容でも評価を落とす内容でもなかったと思います。
蛯名騎手の男泣きも見たかったですが。いつぞやの同着オークスを思い出す直線の追い比べ、私的には横典騎手とまた肩を組んでのインタビューでも良かったなあ

今年も日本ダービーが終わってしまいました。
毎年、ダービーが終わると祭りの後という感じで、ちょっと寂しいんですよね。
皐月賞前は混沌としていた3歳牡馬クラシックもダービー終了時点で皐月賞馬イスラボニータとダービー馬ワンアンドオンリーの2頭が抜けたようです。この2頭が世代の中心になっていくのは間違いないでしょう。特に、ワンアンドオンリーは距離延びて菊花賞の最有力となることでしょう。イスラボニータもまだまだそこを見せていない相当奥の深そうな馬です。何処を目指すのか分かりませんが、両馬ともまずは激戦のケアをして、ひと夏越してたくましく成長した姿を楽しみにしていたいと思います。
そして、今週は安田記念です。
ジャスタウェイが注目を集めるなか、主戦の福永騎手の騎乗停止。
3歳マイル王者ミッキーアイルの参戦。
武豊トーセンラー、マイルGⅠ連覇なるか!
復活のワールドエース、グランデッツァも登録していますし、府中巧者ホエールキャプチャの紅一点にも侮れません。
結構面白い、結構難しいメンバー構成です。
混戦の予想は楽しいですね。
もう少し詳しくチェックしてUPしたいと思います。
今日も既に日差しがきついです…

それでは、また見に来てくださいね

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